現代社会の基礎知識 『エビデンス』

 

小さな子供が自分の言論の正当性を得たい時に言う、

「先生が言うてたで」 と同じ類の言葉。

大人であれば、先生でも間違えてしまう事もあると分かるのだが、

子供たちの間では魔法の効果を発揮する言葉であり、

エビデンス」においても同様である。

 

エビデンス

証拠・根拠、証言、形跡などを意味する英単語 “evidence” に由来する、外来の日本語

(Wikipediaより)

 

その証拠、根拠を集め論じるのが自分である以上、客観性など有りえない。

客観性など有りえない

そのことを理解した上で謙虚に論じてこそ、

論じる相手と自分の進展、ひいては人類の発展もありうるのである。

謙虚さもなく、相手の言論を封じたいがだけの批判ばかりでは、

医学部出たってバカはバカ

ノーベル賞取ってもバカはバカ

である。

 

エビデンス

 

同様の言葉の用い方をするものに、「科学的」がある。

「それは科学的じゃないだろう」

と相手の言論を封じる時に利用されるが、

科学的」とは、今現在における科学の発展具合をもっての「科学的」態度であって、

これから未来に向け、

科学がどんどん(当然ながら予想も出来ない方向へ)発展していく、

変化していくことを少しでも理解できるのであれば、

「科学的でない」、「非科学的だ」

と相手の言論を封じることは全く意味をなさないことが分かるであろう。

 

要は、

エビデンスだの、科学的だの、今の資本主義を生きる我々にとって、

本当はどうでもよいのであり、

ただ単に、相手に対しマウントをどうとるか、

蹴落とし蹴落とし利益を得る、

オレの方がお前より博識だ、

能力的にお前は劣ってる、

なんてなマウントの取り合い、

それが一番重要なのでやんす。

 

これは・・・

 

海老でやんす

 

ヽ( ´ー`)ノ

 

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現代社会の基礎知識 『全体主義』