沖縄にある世界遺産を自転車で巡る、かかった日数8日(台風による足止めアリ)、距離にして約300キロの旅。
朝8時起き。あまりの暑さで、
ほとんど水分しか摂ってないため、おなかを壊し、身体もミョウにだるい。。。
斎場御嶽
「ビーチサイドペンションみーばる」を出発し知念にある、【斎場御嶽(せーふぁうたき)】(公式サイトに飛びます)へ立ち寄る。
沖縄最高の聖地らしく、沖縄の神話によれば、琉球開闢の始祖アマミキヨが作ったとされる。
世界遺産にも登録。入場料は300円。
たしか僕がココに行ったときは「斎場御嶽」の中ではなく、入り口にある小さな石組みの前で、おそらく「祝女(のろ)」と呼ばれる沖縄巫女のおばあちゃんを中心に、7、8人くらいの人たちが僕のまったく理解できないコトバで祈りを捧げていた。
ちなみに、
ユタは、個人的な占いや相談にのるため、神々と交わる沖縄巫女で、
ノロは、公的祭祀において、祈りを捧げる存在であるらしい。
中城城跡
「斎場御嶽」をあとに、【中城城(なかぐすくじょう)】(公式サイトに飛びます)へ。
斎場御嶽から知念半島をグルっと回ったとこに、馬天港がある。331号線を進みながら海の向こう、馬天港を挟んでこれから向かう与那原町方面が見える。
遥か先に。。。
もしかしたらあの山を越えるのかなぁ・・・
暑さと、長期入院生活の体力低下によるシンドさとで、弱気になる。
中城城跡は、ものすごい坂を登ったトコにありました。
というか、沖縄の観光スポットは、そのほとんどが登り坂をのぼってのぼって、苦労したあとに拝見できる大変アリガタイとこ。 (*´ -`)
自転車なんか乗ってる僕が悪いって、言われそうだな。
ここも世界遺産。入場料は400円。
観覧受付のおばちゃんが、僕の荷物を見て、預かっておきましょうか?と言ってくれる。お言葉に甘えて預かってもらうことにした。
おばちゃんに渡す。
おばちゃんの手に渡った瞬間、ズシリとおばちゃんの手が沈む(笑)
「エライ重たい荷物もってるんですね~」
そういや都会っ子の僕?は、余計なもの持ってきすぎたかもなぁ。。。なんて。
ここの城に着いたとたん雨。
受付でもらったパンフレットによれば、ここの建築技術をあのペリー提督さんも褒め称えたらしい。
ペリー好きには、
たまりませんな。 ヽ( ´ー`)ノ
ちなみに僕はペリー好きではないです。はい。
城からの太平洋の眺め
勝連城
中城城を見終わって、受付で荷物を受け取り、
「ありがとうございました☆」
と言ったときには大粒の雨が。休憩も兼ねて近くの売店で雨宿り。
10分程して、小降りになったとこで、リュックを雨除けの為、ゴミ袋に包み込み出発!
先程、来るとき苦労した、けっこう急な坂を猛スピードでくだる。
さぁ、勝連城へ向かうか!
と、調子よく進んだつもりが、道を間違える。。。
行き止まりだ。その先に金網。金網の先にパトカー。
おまわりさんに道を聞こう☆
あくまでも道を聞く為に、自転車で金網の扉をシレ~っと入って行く。
慌てて、おまわりさんが駆け寄る。
「すみません、勝連城行きたいんですけど。。。」
「ここは違うよー。ココは泡瀬だよー」
「あ、アワセ?」
「うん。そうだなぁ。とりあえずモスバーガーのある、一番大きな最初の交差点に戻って右折。そこをズ~ットズ~ッと行って、川田って交差点を右折して、またず~っと行ったとこだな。って、それより、とりあえずココ基地だから入っちゃダメ」
「す、すみません。ありがとうございます!」
怒られてしまった。 (*´ -`)
米軍の通信施設らしい。
気をとりなおし、勝連城へ。
【勝連城(かつれんじょう)】(公式サイトに飛びます)への道のりは長かったです。
お尻痛くなったし。 ヽ( ´ー`)ノ
勝連城も、これまた恐ろしい坂の上に存在する。入場無料。
なんかここまでくると、世界遺産を巡るという、ただノルマをこなしてるだけ、の感じがしてくる。
ここからは、一旦東シナ海に出て『残波岬』を見るため、沖縄本島横断。
その為にも、今日は沖縄市で宿をとることにする、
が!
普通に京都市内の地図を見る感覚で、
沖縄の地図を見てた僕は泣いた。 (*´ -`)
沖縄は平坦ではなく、山であった・・・
胡屋(コザ)十字路近くにある、民宿にたどり着くまで、ほとんどひたすら上り坂。。。
なんかもっと楽な道あったのかな?
今日の宿
ごちゃごちゃある一番真ん中の看板、
「民宿みどり荘」
素泊まり2500円。普段は2000円だけど500円は夏場のクーラー代らしい。
いつものごとく、手もみで洗濯物を洗い、
その日撮った写真を、どこで撮ったか忘れないようにメモしつつ日記を書く。
ハード過ぎて、リハビリ旅行のつもりが、全然リハビリになってないじゃん。
ヽ( ´ー`)ノ
レンタカーでも借りようかなぁ。。。
なんて弱気になりつつも、沖縄の夜はふける☆